Wednesday, June 12, 2024

【PR】ロチェスターエレクトロニクス、東芝デバイス&ストレージ製品を拡充 - 電波新聞社

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豊富な製品ラインアップを出荷中

ロチェスターエレクトロニクス

 ロチェスターエレクトロニクスは、世界の主要半導体メーカーが生産中止した(EOL)製品をオリジナルメーカーに代わって継続的に供給する半導体メーカーおよび代理店。グローバルで70社を超える半導体メーカーとパートナーシップを結び、高い品質の製品供給を行っている。

 同社は昨年1月に東芝デバイス&ストレージとパートナーシップを締結し、製品ラインアップを拡充することを発表した。それ以降、東芝デバイス&ストレージのストレージ製品を除く半導体製品を継続的に移管し、24年6月現在で累計2900万個の在庫をロチェスターが保有。今後、本格的に東芝デバイス&ストレージ製品の拡販に取り組んでいく。

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産機分野を中心に代替困難品を提案

 ロチェスター日本法人でパートナー企業との関係構築を担うサプライヤーディベロップメントの石井陽生ディレクターは「パートナーシップ締結から製品移管を進め、ようやく顧客に供給できる体制が整った。東芝デバイス&ストレージの半導体製品は産業機器分野に強く、フォトカプラやMOSFET、マイコンなどは採用実績も高い。まずは代替が難しく、困っている顧客が多い分野に力を入れる」と話す。


「製品移管により供給体制が整った」と話す石井ディレクター
「製品移管により供給体制が整った」と話す
石井ディレクター

 今回の製品移管によりロチェスターは、プロセッサ、フォトカプラ、MOSFET、ロジック、アナログ&ミックスドシグナル、ディスクリートなどの製品供給が可能となった。今後も製品拡充を行い、顧客の求める製品ラインアップを展開する方針だ。


マイコンやMOSFETの製品拡充に注力

 特に製品拡充に注力するのが、産業機器向けマイコンやパワーMOSFET。「マイコンはソフトウェアの変更等にも時間が掛かり、置き換えが難しい。パワーMOSFETも置き換えにより生じるシステム認証等に時間が掛かるため、多くの顧客が悩みを抱えている」(石井ディレクター)。顧客の声に耳を傾けながら、顧客とサプライヤー両社にとって、最良の出口戦略を提案していく。

ロチェスターが扱う東芝デバイス&ストレージ製品群
ロチェスターが扱う東芝デバイス&ストレージ製品群

新たなパートナー企業を拡充し、さらなる成長へ

 同社は近年、グローバルでパートナー企業を拡大させており、製品ラインアップを増やしている。20年にはアンプレオン、ISSI、21年にはSTマイクロエレクトロニクスとパートナーシップを締結。日本でもリコー電子デバイス(現・日清紡マイクロデバイス)のほか、22年には京都セミコンダクターとパートナー契約を交わした。リコー電子デバイスと新日本無線が統合して日清紡マイクロデバイスが誕生した経緯もあり、22年からは旧・新日本無線製品も取り扱いを開始している。

 石井ディレクターは「コロナ禍を経て、当社のようなビジネスモデルに重要性を感じてくれた顧客は多い。新たなパートナー企業との連携も話し合いを進めており、今後も製品バリエーションを広げていく。パワー系やRF系のほか、車載向けなどアプリケーション領域も拡大し、より顧客の期待に応えられる存在になりたい」と意気込む。

ロチェスターエレクトロニクスイメージ

ロチェスターエレクトロニクスについて

 米国マサチューセッツ州ニューベリーポートに本社を構え、世界の主要マーケットでサービスを提供している。日本では、営業本部の東京のほか、大阪にセールスオフィスを置き、地域に根差したきめ細かな顧客サポートを行っている。メイン事業である「EOLビジネス」は、ダイ換算で120億個以上のウエハ在庫を持ち、7万種類を超える製品展開が可能。これまで2万種類以上の再生産実績がある。設計、ウエハ設計、組立、テスト、IPアーカイブなど、製造サービス全般をターンキー・ソリューションとして提供することで、短期間での市場投入を実現する。

ロチェスターエレクトロニクス

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