6月12日(水)、松梅公民館において、「もしものための『相続と登記』」と題し、講座を開催しました。
講座は、佐賀地方法務局供託課の永尾課長に講師をお願いし、「相続登記」と「遺言書」を題材とした2部構成の講話に12人の参加者は熱心に耳を傾けていました。
令和6年4月から「相続登記の申請義務化」がスタート
1部は、「未来につなぐ相続登記」というテーマで始まり、本年4月からスタートした「相続登記の申請義務化」の導入経緯について、近年、全国各地で相次ぎ発生した震災や水害等で土地が管理されず放置され、身近な生活に影響が生じている危惧感から導入されたものであると説明されました。
申請の義務化については、
○不動産取得者は、取得を知った日から
3年以内に申請
○遺産分割取得者は、成立日から3年以
内に申請
しなければならず、正当な理由がない者には10万円以下の過料となるなど、パワーポイントで分かりやすく解説していただきました。
「自筆証書遺言書保管制度」とは?
2部は、「預けて安心!自筆証書遺言書保管制度」というテーマで、「遺言書」を用意することの意義や、自筆での遺言書を作成して法務局で保管できる制度について説明されました。
具体的には、
○遺言書は、自分が作れば費用はかから
ないが、要件の充足が必要
○遺言書を自宅保管した場合、遺言者が
亡くなられた後は、家庭裁判所での検
認手続が必要となるが、法務局が保管
する場合は、紛失や改ざんのおそれが
なく、家庭裁判所での検認手続も不要
のほか、保管申請の手順などについて分かりやすく解説していただきました。
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