阪神は24日、守護神ロベルト・スアレス投手(29)の来季残留を発表した。年俸250万ドル(約2億6300万円)の2年契約とみられる。スアレスは球団を通じ「またタイガースの一員として戦えることをうれしく思います。来季こそは、優勝することができるように頑張ります」とコメントした。
スアレスは来日5年目の今季から阪神に加入。7月以降は抑えに定着し、25セーブで自身初のセーブ王に輝いた。その活躍により、米大リーグの複数球団が獲得調査を進め、阪神の保留選手名簿から外れ自由契約となっていた。阪神は16年ぶりのリーグ優勝に欠かせない戦力として、残留交渉を続けていた。直接ラブコールを送っていた矢野監督は「スアちゃんが残ってくれたというのは本当に大きい。一番後ろが残ってくれた。今、ここで決められることはスアちゃんの後ろしかない」と、来季も不動の守護神として起用する考えを明かし、残留を喜んだ。
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