Thursday, November 23, 2023

届出量の20倍の廃材を保管 約175分の1まで減らすよう解体業者に ... - TBS NEWS DIG Powered by JNN

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届け出た量の20倍の廃材を保管していた山梨県南アルプス市の解体業者に対し、県は20日、改善命令を出しました。

廃材の保管場所 北杜市武川町 2023年9月

山梨県から改善命令が出されたのは南アルプス市飯野新田の解体業者、「プロジェクト」です。

県によりますとこの業者は2020年1月、解体作業で出た、木くずの廃材を北杜市武川町に一時保管する届けを県に出しました。

届け出た保管量は7日間で搬出できる量に当たる210立方メートルでしたが、その後、増減を繰り返し今年9月には届け出た量の20倍にあたるおよそ4200立方メートルの廃材があることがわかりました。

県が今年5月以降4回にわたり指導してきましたが、改善が見られず、県は廃棄物処理法違反にあたるとして20日付で改善命令を出しました。

改善命令では、来年4月末までに保管量が22立方メートルになるように、廃材の搬出を求めています。これは今年9月に受けた業者の報告を元に算出した搬出可能な1日当たりの平均的な量の7日分にあたります。

なお、20日時点で一時保管場所にはおよそ3860立方メートルの廃材があり、業者はおよそ175分の1まで減らす必要があります。

改善命令が守られなかった場合刑事告発され、有罪になると3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

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