寒い季節がやってきましたね。暖炉や薪ストーブを利用している人は、そろそろ薪を蓄える時期ではないでしょうか?
今回は、薪の正しい保管の仕方についてご紹介していきます。
壁際はNG!薪のベストな保管場所
まず基本的なこととして、ほとんどの薪は屋外で保管しなければなりません。
割って間もない青薪や、半年以上自然乾燥させた乾燥薪には、虫やカビ、菌類が付着していることが多いためです。
さらに、これらの薪は屋外での乾燥時間が必要なので、燃やす時だけ室内に入れるようにしましょう。
一方、約130℃で36時間乾燥させ、含水率を20%以下に下げた窯出し薪なら、湿度が低く風通しの良い室内に置いておくことができます。
屋外に薪を保管する場合、家の壁(または物置やガレージ)に薪を積み上げないでください。シロアリなどの虫、ネズミや爬虫類などの住処になってしまいます。
また、壁際に薪を積むと、風通しが悪くなり、乾燥しにくくなってしまい、また場合によっては火災が燃え広がる原因にもなってしまうので、薪の山は構造物から安全な距離、少なくとも3メートル以上離しましょう。
山火事の多い地域に住んでいる場合は、地域の法律によって、薪をさらに遠くに保管するよう義務付けられている場合がありますので一度確認をしてみてください。
庭の日当たりがよく、乾燥した場所に保管し、浸水しやすい場所や雪が積もりやすい場所、日陰の多い場所は避けましょう。
薪の積み方の「三原則」
薪は湿気があると着火しにくくなり、煙も出やすくなります。薪ラックやパレットなどを使って、薪を地面から持ち上げて積みましょう。
薪ラックにはカバーが付いているものもありますが、そうでない場合は、薪の上にタープを張って代用することもできます。
さまざまな薪の積み方がありますが、以下の3つの基本原則を守るようにしましょう。
- 一番古くて乾燥した薪を最初に使うように、新しい薪は一番下に入れる
- 新鮮または乾燥した薪は樹皮を下にして積み、窯で乾燥させた薪は樹皮を上にして積む
- 薪は水平になるように緩く積み重ねる
Source: ProCut Firewood, bob vila
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