奈良市の職員が社会福祉士の登録証を偽造して提出したとして逮捕されました。
偽造有印公文書行使の疑いで逮捕されたのは、奈良市福祉部保護課の会計年度任用職員岩本博容疑者（６１）です。
警察によりますと、岩本容疑者は、今年２月に奈良市の採用試験を受ける際に、応募資格である社会福祉士の登録証の写しを偽造して提出した疑いがもたれています。
岩本容疑者は４月からケースワーカーとして採用されていて、調べに対し容疑を認めているということです。
奈良市によりますと、岩本容疑者が所属する課で今年８月、保管していた生活保護費がなくなり、その後、警察が捜査をしていたところ登録証の偽造が発覚したということです。市は今後、採用選考で資格証書について原本の提示を求めることにしています。
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