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バックアップの基本は、やはりファイルの保護だ。現在はバックアップ先として外付けストレージとクラウドストレージを選べる。それぞれに違った強みがあるため、順に見ていこう。
外付けストレージのメリットは、買い切りでコストが分かりやすいこと。HDDなら大容量の選択肢があることも強みだ。一方で、新しく製品を用意する場合は初期コストが高めになってしまう。外付けストレージはケーブルでパソコンとつなぐため、ノートパソコンを外に持ち出すことが多い人は着脱の手間もハードルになるだろう。まずは基本的な内容を整理していく。
製品の選択肢が豊富
外付けHDDはさまざまなメーカーが販売しており、選択肢は多い(図2)。バックアップに必要な容量や予算に応じて製品を選べる。据え置きが基本となる3.5インチHDDを搭載したモデルには10TBを超える大容量の製品もある。最大容量や容量当たりの価格の面では最も有利だ。ただし物理的なサイズも大きく、別途電源が必要になるなど設置場所の自由度は低い。2.5インチHDDを搭載したモバイルHDDや外付けSSDは小型で持ち運びしやすいが、特殊なモデルを除いて最大容量は4T~5TBほどだ。USBケーブル1本で使えるため、容量が足りるのであればこちらの方が取り回しは良い。
バックアップ用の外付けストレージは、ノートパソコンと一緒に持ち運ぶ必要はない。そのため、普段決まった場所でノートパソコンを使っているのであれば、据え置きとモバイルの差はあまり意識しなくてもよいだろう。
外付けストレージにはバックアップ用のアプリが付属することもある(図3)。こちらを利用してもよいが、製品とセットで使うことが前提なので、買い替えの際に別のメーカーの製品を買うと使えなくなる場合もある点は注意が必要だ。
からの記事と詳細 ( バックアップ先として選択肢が豊富な外付けストレージ、初期コストと着脱には難点も - ITpro )
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