秋から冬になる時期にはクルマのタイヤを夏仕様から冬仕様に変える人も多くなります。では外した夏タイヤはどのように保管するのが適切なのでしょうか。
冬タイヤ履き替え時期に知っておきたい…! 夏タイヤの適切な保管方法とは
本格的な冬が始まる前に夏タイヤから冬タイヤに履き替える人も多いかもしれません。
その際、ほとんどの場合は自宅に保管しますが、具体的にはどのようなことに注意すると良いのでしょうか。
履き替えたタイヤについて、置き場所に困る人も多く、車庫も倉庫もないからベランダに置いているという声も聞かれます。
また、保管中に劣化しないか心配、など保管方法に自信のない人もいるようです。
それでは、夏タイヤはどのように保管するのが望ましいのでしょうか。
ブリヂストン広報部の担当者は、夏タイヤの保管方法について次のように話します。
「夏タイヤの適切な保管に関して、気をつけるポイントは主に3つあります。
1つめはタイヤ、チューブ等は、直射日光、雨水及び水、油類、ストーブ等の熱及び電気花火の出る装置を避けて保管することです。
2つめは、タイヤをホイール付きで保管する場合は、ゴムやコードの緊張を和らげるため、空気圧をご使用時の1/2程度に落とすことです。
3つめは、バルブにはバルブキャップを取り付けて保管することです」
タイヤを保管する場所は、直射日光が当たらず湿気の少ない屋内が理想的です。
日光に含まれる紫外線はゴムを劣化させ、水分はホイールがサビる原因になります。
ジメジメを避けるために、物置など密閉された場所に保管する場合は定期的に空気を入れ替えるとよいでしょう。タイヤの下にすのこを敷くのも効果的です。
屋外に保管するなら風通しのよい日陰をおすすめします。
また、マンションのベランダなどどうしても直射日光が当たる場所に保管するなら、遮光性の良いタイヤカバーを使うのも良いようです。
ただし、梅雨時などはカバーの内部に水分が溜まることがあるので、定期的にカバーを外してメンテナンスする必要があります。
また、ホイールのついたタイヤを保管する場合は、タイヤを平積みするのがおすすめです。
タイヤを立てて長く置くと、ホイールの重みでタイヤが変形しやすくなるため、タイヤの空気圧を下げておくとよりタイヤへの負荷が減ります。
ホイールのないタイヤ単体であれば、平積みにしても立てて置いてもどちらでも構いませんが、立てて置くとタイヤが転がる心配はあります。
そうした場合は、タイヤラックを使うと転がり防止になり、限られたスペースに立てて保管できます。
どちらの置き方でも、床の上にそのままタイヤを置くと、ゴムが変質する可能性があるため、ゴムが床に触れないように厚手の段ボールなどを敷くとよいでしょう。
また、タイヤを重ねる場合は、定期的に上下を交代させるとよりタイヤの負担は軽くなります。
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