2018年7月の西日本豪雨から止まったままの時計が、被災した倉敷市真備町地区の3小中学校に残されている。「災害の記憶を後世に伝える資料にしたい」と、市教委は学校ごとに保管することを決めた。
8時34分―。川辺小(同町川辺)の体育館外壁に掛けられていた時計(直径70センチ)は学校が浸水した「あの時」を示し続けている。
同校一帯は18年7月7日朝、浸水が始まった。校舎の外にあった電気設備も泥水に沈み、本多卓郎校長は「時計が止まったのはこの時」と推測する。
災害の“証人”とも言える時計は、校舎の復旧工事に伴って新品と交換され、今は校内の倉庫に保管されている。
豪雨で動かなくなった壁掛け時計は、水没した箭田小(同町箭田)と真備中(同)にも一つずつあり、各校とも活用策を検討している。
箭田小の大崎卓己校長は「豪雨を経験した児童たちもいつかは全員卒業する」と強調し、「止まった時計を児童や保護者に見てもらう機会をつくり、記憶の風化を防ぎたい」と語る。
11年の東日本大震災の被災地でも、津波で止まった時計を災害の脅威を伝える「震災遺構」として保存しているケースがある。
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February 19, 2020 at 09:26PM
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被災で止まった学校の時計保管 倉敷市教委「記憶を後世に」 - 山陽新聞
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