Tuesday, April 7, 2020

クラウドストレージを社内NASとして利用できるサービス - 日経 xTECH Active

 米Morro Dataの「Morro CloudNAS」は、Amazon S3などのクラウドストレージを社内ファイルサーバーとして利用できるサービスである。データキャッシュ機能を備えたクラウドゲートウエイ「CacheDrive」を社内に設置し、管理クラウド「Morroクラウド」を介してクラウドストレージを利用する。国内ではIIJグローバルソリューションズが販売する。

「Morro CloudNAS」のサービス提供イメージ

(出所:IIJグローバルソリューションズ)

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 ユーザーは、CacheDriveを社内にあるNAS(CIFS/SMB)ファイルサーバーとして利用できる。CacheDriveはデータキャッシュ機能を備えるため、データをクラウドストレージに保存しつつ、社内に設置したNASファイルサーバーと同様に高速にデータにアクセスできる。

 CacheDriveはクラウド上の管理サーバー「Morroクラウド」に対し、HTTPSと同じポート443で接続する。管理サーバーのMorroクラウドは、Amazon S3などのクラウドストレージへのアクセスを仲介する。複数のCacheDriveを管理する機能や、ファイルの世代管理などの付加機能も提供する。

 拠点ごとにCacheDriveを配置すると、複数の拠点でファイルを共有できる。例えば、建築の設計や施工時に、異なる拠点で仕事をしている複数の設計者がファイルに同時アクセスし、並行して編集作業を行うといった使い方ができる。

 Morro CloudNASの背景には、部署やプロジェクトごとに調達したファイルサーバーにおいて、データ量増加による負荷などが増大している状況がある。データが分散することによるセキュリティーリスクも増大している。

Morro CloudNASの概要

用途と機能 Amazon S3などのクラウドストレージを社内ファイルサーバーとして利用できるサービス。データキャッシュ機能を備えたクラウドゲートウエイ「CacheDrive」を社内に設置し、管理クラウド「Morroクラウド」を介してクラウドストレージを利用する
NASインターフェース ユーザーは、CacheDriveを社内にあるNAS(CIFS/SMB)ファイルサーバーとして利用できる。CacheDriveはデータキャッシュ機能を備えるため、データをクラウドストレージに保存しつつ、社内に設置したNASファイルサーバーと同様に高速にデータにアクセスできる
Morro
クラウド
CacheDriveはクラウド上の管理サーバー「Morroクラウド」に対し、HTTPSと同じポート443で接続する。管理サーバーのMorroクラウドは、Amazon S3などのクラウドストレージへのアクセスを仲介する。複数のCacheDriveを管理する機能や、ファイルの世代管理などの付加機能も提供する
CacheDriveの分散配置 拠点ごとにCacheDriveを配置すると、複数の拠点でファイルを共有できる。例えば、建築の設計や施工時に、異なる拠点にいる複数の設計者がファイルに同時アクセスし、並行して編集作業を行うといった使い方ができる
価格(税別) 初期費用は、ローカルキャッシュ10Tバイトまでで20万円から。月額費用は、クラウドストレージに1Tバイトまでファイルを保管できるライセンスが付いて4万円から
発表日 2020年3月5日
提供開始日 2020年4月中旬
備考 発表日/提供開始日と価格は、販売代理店の1社であるIIJグローバルソリューションズの場合。IIJグローバルソリューションズは、GDEPソリューションズとの販売契約に基づき、Morro CloudNASを販売する

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