Wednesday, July 1, 2020

分散クラウドストレージサービス「Storj」がAmazon S3互換サービスを開始 - TechTargetジャパン

iStock.com/Rick_Jo

 分散型クラウドストレージプロバイダーのStorj Labsが、ユーザーのローカルNASを同社のクラウドサービス「Tardigrade」の一部に簡単かつ短時間で変換して暗号通貨を受け取れるアプリケーションをQNAP Systems製品ユーザー向けにリリースした。

 2020年3月に発表されたTardigradeは、分散型クラウドストレージのStorjネットワークをAmazon Web Services(AWS)の「Amazon Simple Storage Service」(S3)と互換性のあるオブジェクトストレージとして利用できるサービスで、Storjネットワークに登録しているユーザーのドライブの余剰領域で構成される。

 Storjネットワークにより、ユーザーは自分のローカルストレージの未使用領域を収益につなげることが可能になる。ローカルストレージは何でも構わない。だが、QNAP製品ユーザーならばTardigradeアプリケーションを利用して簡単にTardigradeの一部にできる。

 Storjネットワークに登録したユーザーは、ストレージノードオペレーターになる。ストレージノードオペレーターは自身のストレージを他ユーザーが利用できるようにして、同社の「ERC-20」(訳注:仮想通貨のトークンの統一規格)トークンで定期的に支払いを受けることができる。

 Storjネットワークにノードを接続すると、そのノードに暗号化したデータが送信される。Storjネットワークにアップロードされる全データは80個のシャードに分散される。ファイルの再構築に必要なのはそのうち30個のシャードだけだ。シャードはネットワークのさまざまなストレージノードに分散される。分散先のストレージノードは固有の電源装置を持ち、地理的に異なる場所にあることが保証される。

 ストレージノードオペレーターには、Storjネットワークに提供する静的容量とデータ所有者がノードからファイルをダウンロードするときに使う帯域幅に応じた報酬が支払われる。

 Storjネットワークのストレージノードオペレーターになるには、

続きを読むには、[続きを読む]ボタンを押して
ください(PDFをダウンロードします)。

Let's block ads! (Why?)



"ストレージ" - Google ニュース
July 02, 2020 at 06:00AM
https://ift.tt/3gfwRfM

分散クラウドストレージサービス「Storj」がAmazon S3互換サービスを開始 - TechTargetジャパン
"ストレージ" - Google ニュース
https://ift.tt/2tqBUHF
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Share:

0 Comments:

Post a Comment