これは16日、大英博物館が発表しました。
それによりますと、主に研究目的のため館内の保管庫にあった金の装飾品や宝石などが盗まれたり損傷したりしていたことが、ことしの初めに分かったということです。
そして調査の結果、関与が明らかになった職員1人を解雇するとともに、届け出を受けたロンドン警視庁の経済犯罪部門が捜査を進めているとしました。
被害にあった収蔵品の中には、およそ3500年前の紀元前15世紀のものもあるということで博物館側はこれらを取り戻して再発を防ぐため、専門家による独立した委員会を立ち上げたことも明らかにしました。
大英博物館は「このたびの出来事について謝罪するとともに、誤りを正す決意だ。われわれはすでに安全対策を強化し、外部の専門家とともに被害品の取りまとめを行っているところだ」としています。
270年前に設立された大英博物館は、大英帝国時代に世界各地から集められた歴史的価値の高い文化財や芸術品など、世界最大規模のおよそ800万点の収蔵品を誇る観光名所となっています。
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