九州電力は、稼働中の川内原子力発電所2号機の使用済み核燃料を保管するプールが4年後には満杯になるおそれがあることから容量に余裕がある1号機のプールでも保管できるよう国に申請しました。
現在、稼働中の川内原発1号機と2号機の使用済み核燃料については、昨年末の時点で1号機の燃料プールでは1868体の容量に対し1356体を、2号機の燃料プールでは1356体の容量に対し1050体を保管しています。
今後、使用済み核燃料がたまり続けた場合に燃料プールが満杯になるまでの期間は、1号機が10年であるのに対し2号機は4年の見通しです。
このため、九州電力は2号機の使用済み核燃料を、容量に余裕がある1号機の燃料プールでも保管できるようにするため、17日、1号機と2号機の燃料プールを共用化する許可を国に申請しました。
使用済み核燃料をめぐっては、青森県六ヶ所村で建設中の再処理工場の、ことし6月末までの完成を目指していて、現在、原子力規制委員会による審査が続いていますが、審査の終了と使用済み核燃料の受け入れのメドが立っていません。
今回の申請はこうした状況を受けて行ったもので、国が許可し認可を受けるまでには2年程度かかるとみられるということです。
からの記事と詳細 ( 九電 川内原発の1・2号機使用済み燃料プールの共用化を申請|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp )
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