広島からポスティングシステムでのメジャー入りを目指している鈴木誠也外野手(27)が25日、チームメートや球団幹部へのあいさつのためにマツダスタジアムを訪れ、労使問題によるロックアウト(施設封鎖)で移籍交渉が凍結中の現在の心境を語った。「(練習への)気持ちの入り方も正直、今までと違う。どこにモチベーションを持ってやったらいいのかなと。でも、メジャーでどういうシーズンになるか分からないけど、自分の中でイメージをしながら、とは思っている」。先が見えづらい不安と、メジャー移籍が実現した場合の楽しみが同居し、「どっちもどっち」と現状を受け止めた。
マツダを訪れるのは今年初で、今オフ最後になる。「サヨナラ~って話をしました」。午前中に室内練習場に姿を見せると、スーツ姿のまま野間らと談笑。松田オーナーの元にも足を運ぶなど、約3時間ほど滞在。12年ドラフト2位で入団してから9年間を過ごした愛着ある球団に「楽しかった。いろんな思い出が詰まった場所」と別れを惜しんだ。
MLBの新協定合意と同時に交渉再開となる。ポスティングの規定により、その後の残り約20日の期間で移籍先を決めることになる。「今は本当に何もないんだというぐらい何もない。でも、いつかは終わるんで。(渡米?)どこかのタイミングで行こうかなと思います。(交渉は)オンラインでもできますし、代理人と話しながら」。昨年末まで主に広島で、1月は堂林らと沖縄で自主トレ。今後も当面は国内でトレーニングしながら、そのときを待つ。(畑中 祐司)
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