2年連続のキャンプ別メニュースタートになりそうだ。ヤクルトは27日、村上宗隆内野手(21)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。26日起床時の体温が37度1分を計測し、鼻水、くしゃみ、目のかゆみの症状があった。これを受けて27日にPCR検査を行い、陽性判定が出た。自主隔離の上、所轄保健所の指示と濃厚接触者の判定を待っている。
村上は昨年も、宮崎県内で自主トレ中だった1月6日に発熱と倦怠(けんたい)感を訴え、検査の結果、陽性が判明。同15日に退院し、23日から2軍施設で練習を再開したが、春季キャンプは本隊と別メニューで始動した。他球団との練習試合が始まっても、濃厚接触者だった青木らと残留練習を行っていた。
今年も沖縄・浦添市での1軍キャンプメンバーに名を連ね、30日には沖縄入りする予定だった。移動4日前の発症とあって、昨年に続く調整遅れは避けられそうにない。チーム内の陽性判明者はこれで太田、原、内山太、高橋、中山、杉村打撃コーチに続いて7人目となった。開幕に合わせて全試合4番出場と日本一を成し遂げた昨季のように、焦らず、巻き返したい。
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