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「Nextcloud」を使うと、Linuxサーバーをオンラインストレージとして利用できます。Webブラウザーを使ってファイルをやり取りできるほか、専用のクライアントアプリを使うことで、ローカルに保存したファイルを自動的にLinuxサーバーにアップロードできます。マインドマップエディタや音楽プレーヤー、パスワード管理などさまざまな機能を簡単に追加できます。
「Dropbox」や「Googleドライブ」「OneDrive」など、インターネット上でデータを保存する領域を貸し出すサービスを、「オンラインストレージ」と呼びます。自分のPCやスマホからオンラインストレージにアクセスすることで、ローカルのファイルをアップロードしたり、逆にオンラインストレージのファイルをダウンロードしたりして、ファイルをやり取りできます。アクセスにはWebブラウザーを使うので、さまざまなデバイスで利用できます。オンラインストレージを介してほかのPCとファイルをやり取りしたり、PCで作成したファイルをオンラインストレージにバックアップしたりする用途にも活用できます。
このオンラインストレージをLinux PC上に構築できるサーバーアプリが「Nextcloud」です。自宅や職場のネットワークに接続したPCやスマホなどからWebブラウザーでアクセスして、ローカルのストレージとLinuxサーバーのストレージの間でファイルをやり取りできます。専用のクライアントアプリも用意されていて、ローカルのストレージとLinuxサーバーのストレージの間で、フォルダー単位に同期させることができます。専用のクライアントアプリはスマホ向けにも用意されていて、スマホのストレージを圧迫しがちな画像や動画などのファイルを、自動的にLinuxサーバーに保存するといった使い方も可能です。
ここでは、Ubuntu PCにNextcloudをインストールしてオンラインストレージサーバーを構築する手順を紹介します。さらに自宅や職場のネットワーク内で使うことを想定して、PCやスマホからアクセスして利用する方法も紹介します。
からの記事と詳細 ( Webブラウザーでファイルを共有、「自分専用Dropbox」を構築しよう - ITpro )
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