フィギュアスケートの4大陸選手権第3日は22日、エストニアの首都タリンで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三原舞依(シスメックス)が145・41点でフリーも1位となり、合計218・03点で、5年ぶり2回目の優勝を果たした。フリー、合計とも自己ベストを更新した。日本女子の複数回優勝は、村主章枝、浅田真央、紀平梨花(トヨタ自動車)に続いて4人目。優勝が決まると、三原は歓喜の涙を流した。演技後の三原の談話は次の通り。
「17年とは全く違う。一番うれしいメダル」
今日は始まる前から涙をこらえて「どうしよう」と思いながら緊張していた。だけどやるしかないと。(レベル2の判定で出来栄え評価はマイナスとなった)最後のスピンはすごく悔しいが、大きなミスなく滑りきることができた。(スピンが乱れた原因は)緊張で脚が震えていて、足を替えた時に(体の)乗る位置が後ろにいってしまって「うっ」となった。最後まで諦めずにできたのは良かったが……帰って、いっぱい練習します。
(4大陸選手権で4個目のメダル)すごくうれしい。(17~19年大会の順位が)1、2、3ときていたので、4位にはなりたくなかった。17年とは全く違った金メダル。17年はワクワクしたまま思い切って楽しく滑っていたが、今回は本当に金メダルを目指してSPとフリーでプレッシャーを自分にかけながら滑った。本当に一番うれしいメダル。最後のスピンだけは本当に悔しいが、日本代表として金メダルを持ち帰ることができる。全日本の悔しさは晴らせたかなと思う。
からの記事と詳細 ( 三原舞依「全日本の悔しさ晴らせたかな」フィギュア4大陸選手権V - 毎日新聞 )
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