スキージャンプ男子のワールドカップは、北京オリンピック開幕前の最後の大会が行われ、エースの小林陵侑選手は、4位でした。
北京大会の開幕前、最後のワールドカップとなる個人の第20戦は30日、ドイツでヒルサイズ147メートルのラージヒルで行われました。
日本からは今シーズン7勝目をあげ、北京大会で金メダル獲得の期待がかかるエースの小林選手など6人が出場しました。
強い風の影響で中断をするなど難しいコンディションの中、小林選手は1回目で128メートルで12位につけました。
それでも2回目では、向かい風をとらえてヒルサイズを大きく超える最長不倒の152メートルをマークしました。
小林選手は合計234.7で順位を大きく上げて4位となりました。
このほかの日本勢は、伊東大貴選手が1回目に144メートル50を飛んで今シーズン最高の8位に入ったほか、中村直幹選手が18位、佐藤慧一選手が26位、小林選手の兄の小林潤志郎選手は、27位でした。
一方、佐藤幸椰選手は30位でした。
2回目がスキーの長さの規定違反で失格となり、1回目の記録で順位が決まりました。
優勝はノルウェーのマリウス・リンドヴィーク選手で今シーズン3勝目です。
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