苫小牧市は、市内の医療機関の1つが新型コロナウイルスのワクチンを1年以上にわたって誤った方法で保管していて、これまでに2300人あまりに接種したと発表しました。市によりますと、製造元のファイザー社は「品質に大きな影響があった可能性は低い」としていて、これまでに健康被害の情報も寄せられていないということです。
苫小牧市は、29日、市内の医療機関の1つが去年5月から8月1日まで、新型コロナウイルスのワクチンを誤った方法で保管していたと発表しました。
具体的には、本来は、冷蔵で保管すべきワクチンを誤って冷凍で保管していたということで、この医療機関は、誤って保管していたワクチンを、市内の2265人と市外の46人、あわせて2311人に接種したということです。
苫小牧市の問い合わせに対し、ワクチンの製造元のファイザー社は、「ワクチンの品質に大きな影響があった可能性は低いと考えられる」と回答しているということで、これまでのところ、市には、健康被害の情報も寄せられていないということです。
苫小牧市では、8月26日づけで対象の人に通知していて、希望する人は、無料で抗体検査を受けることができるということです。
苫小牧市は、「深くおわびするとともに、今後このような事態を発生させないよう、再発防止を徹底します」とコメントしています。
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