記録的な大雨で被害が出た山形県で歴史資料を守る活動を行っている団体は、古文書や美術品、それに写真などが水につかった場合も捨てることなく保管し、修復の方法が分からないときは相談してほしいと呼びかけています。
呼びかけを行っているのは、山形県内で災害による被害を受けた歴史的な資料の救出活動を行う研究者などでつくる団体、「山形文化遺産防災ネットワーク」です。
SNSに、今回の大雨の被害に遭った人へのお見舞いのメッセージを掲載し、古文書や美術品などの歴史資料が水にぬれた場合でも、適切な応急処置をすれば修復できることがあると呼びかけています。
そのうえで、地域に伝わる歴史資料はその場所に生きた人々の思いを未来に伝えるものだとして、処分せずに保管し、修復のしかたが分からない場合は団体に相談してほしいと呼びかけています。
「山形文化遺産防災ネットワーク」の代表で、山形大学の佐藤琴准教授は「古いものだけでなく、写真やビデオテープといった比較的最近のものや、個人で大切にしているものも歴史を伝える貴重な資料です。迷ったときはぜひ相談してください」と話しています。
問い合わせの電話番号は、090−6221−1295です。
からの記事と詳細 ( 水害で被災の歴史資料 「捨てないで保管して」と呼びかけ|NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp )
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