大阪府で盗まれた時価１０００万円相当の車１台を茨城県内の「ヤード」と呼ばれる車の解体施設に保管していた疑いで、県内に住む５人が逮捕されました。
警察は、他にも盗難車両を保管していた疑いがあるとみて捜査を進めています。
逮捕されたのは、茨城県下妻市の会社役員、齊藤晃治容疑者（５０）など、茨城県内に住む５人の男です。
５人はことし４月下旬、下妻市にある「ヤード」と呼ばれる車の解体施設に大阪府で盗まれた時価１０００万円相当の車１台を保管していた疑いが持たれています。
警察は７日、５人を逮捕するとともに、下妻市と筑西市にある４か所の「ヤード」を捜索し、盗難された車８台や解体された車の部品を押収したということです。
警察は、盗難車がどのように持ち込まれたのか調べるとともに、これまでの調べで４か所に少なくとも２００台の車が持ち込まれた疑いがあるとみて捜査を進めているということです。
茨城県警察本部捜査３課は不法なヤードの摘発を強化するとしたうえで「ハンドルロックなどを使用し車の防犯対策を強化してほしい」と呼びかけています。
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