Thursday, May 30, 2024

日立ヴァンタラがミッドレンジストレージの新製品、専用ハードがデータ圧縮 - ITpro

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 日立ヴァンタラは2024年5月30日、ミッドレンジ(中規模)ストレージの新製品「Hitachi Virtual Storage Platform One(VSP One) 2U Block Appliance」を発売した。データ圧縮専用アクセラレーターを搭載することで、性能を落とさずに容量を節約できるようにした。

Hitachi Virtual Storage Platform One 2U Block Appliance

Hitachi Virtual Storage Platform One 2U Block Appliance

(出所:日経クロステック撮影)

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 データ圧縮アルゴリズムには計算量が大きくて圧縮率が高い「LZMA(Lempel-Ziv-Markov chain-Algorithm)」を使用する。従来のミッドレンジストレージ製品はCPUとソフトウエアの組み合わせでデータを圧縮していた。データ圧縮処理をCPUから専用アクセラレーターにオフロードすることで、I/O処理性能を約2倍に高めた。LZMAによるデータ圧縮と重複排除を組み合わせることで、平均75%のデータ削減が可能になるとする。

 製品は売り切り型とサブスクリプション型で販売する。サブスクリプション型での最小構成の価格は、保守や導入サービスを含み月額70万円(税抜き)からとなる。VSP Oneは2023年10月にグローバルで新設したストレージ製品のブランド。国内では初の製品展開となる。

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