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スティックSSDは外観こそUSBメモリーに似ているが、比べものにならないほど速い。外付けストレージを持ち歩いてファイルを頻繁にコピーする人は、USBメモリーや通常のポータブルHDDよりもスティックSSDを積極的に選びたい。
図1に、現在使われている主なストレージの仕様上の最大転送速度をまとめた。スティックSSDでもUSB 10Gbps接続の製品なら1GB/秒、同5Gbpsの製品でも430MB/秒の速度が出る。3GB/秒を超えるPCIeの内蔵SSDやUSB4のポータブルSSDと比べると見劣りするものの、USB規格が同じポータブルSSDとはほぼ同等だ。HDDやSDカード、USBメモリーなどと比べると圧倒的に速い。
公称スペックの速度は本当 自分でベンチしても同じ結果
スティックSSDのパッケージや製品仕様には、最大転送速度が記載されている。これはベンチマークアプリのシーケンシャル読み書きテストの結果だ。このテストでは、連続した位置にある巨大データを読み書きして速度を計測する。大手メーカーのスティックSSDであれば、ベンチマークアプリで実際に計測してもその通りかそれ以上の速度が出る(図2)。パッケージや製品仕様の速度は信用できる。
[注]ひよひよ氏(https://crystalmark.info/)が開発・公開しているベンチマークアプリ。以下、図5なども同様
ただし、仕様通りの速度が出るのは、連続した位置にある巨大データの読み書きに限る。日常の作業だと、大容量の動画ファイルやディスクイメージなどのコピーがこれに該当する。このようなシーケンシャル読み書きは内蔵SSDが圧倒的に速い。スティックSSDはちょっと見劣りするが、それでもUSBメモリーやポータブルHDDよりは圧倒的に速い(図3)。
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