Monday, May 13, 2024

外付けストレージの内部構造を比較、SSDの小型化を支える新型コントローラー - ITpro

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全885文字

 ここではスティックSSDの内部構造などを解説していく。HDDやUSBメモリーなどとの違いもきちんと理解しよう。

 パソコンで使用される主なストレージは図1の通り。記憶媒体としてフラッシュメモリーを使うSSDなどと、磁気ディスクを使うHDDの2つに大きく分けられる。また、SSDとHDDにはパソコンに内蔵して使うタイプとUSBなどで外付けするタイプがある。

図1 パソコンで使用されるストレージを整理しておこう。記憶媒体(メディア)はフラッシュメモリーと磁気ディスクの2種類で、後者を使うのはHDD(ハードディスク)のみ。SSDとHDDには内蔵タイプと外付けタイプがあり、後者でUSB端子から給電するものをポータブル型と呼ぶ。スティックSSDもポータブル型の一種といえる。ほかに、AC電源を必要とする外付けタイプのHDDもある

図1 パソコンで使用されるストレージを整理しておこう。記憶媒体(メディア)はフラッシュメモリーと磁気ディスクの2種類で、後者を使うのはHDD(ハードディスク)のみ。SSDとHDDには内蔵タイプと外付けタイプがあり、後者でUSB端子から給電するものをポータブル型と呼ぶ。スティックSSDもポータブル型の一種といえる。ほかに、AC電源を必要とする外付けタイプのHDDもある

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 外付けタイプのSSDでも、通常のポータブル型と超小型のスティック型では内部構造が異なる(図2図3)。ポータブルSSDは、USB変換基板を備えた外付けケースに内蔵用のSSDを入れたもの。一方、スティックSSDは専用基板を採用することで小型化を実現している。構造的にはUSBメモリー(図4)と似ているが、コントローラーなどの性能が格段に高い。参考までにSDカードとポータブルHDDの内部構造も図5図6に示した。

図2 ポータブルSSDは内蔵用SSDを外付けケースに入れたもの。ケースはインタフェース変換基板などを備えており、単独でも販売されている

図2 ポータブルSSDは内蔵用SSDを外付けケースに入れたもの。ケースはインタフェース変換基板などを備えており、単独でも販売されている

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図3 スティック型などの小型SSDは、コントローラーとフラッシュメモリーなどで構成された基板にUSB端子を装着している。コントローラーはUSBも制御する

図3 スティック型などの小型SSDは、コントローラーとフラッシュメモリーなどで構成された基板にUSB端子を装着している。コントローラーはUSBも制御する

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図4 USBメモリーの中身もスティックSSDと同様だが、コントローラーやフラッシュメモリーの性能が低く、後者の数も少ない。コントローラーはUSBも制御する

図4 USBメモリーの中身もスティックSSDと同様だが、コントローラーやフラッシュメモリーの性能が低く、後者の数も少ない。コントローラーはUSBも制御する

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図5 SDカードはフラッシュメモリーと端子で構成されており、USBなどのコントローラーはカードリーダー側に搭載されている

図5 SDカードはフラッシュメモリーと端子で構成されており、USBなどのコントローラーはカードリーダー側に搭載されている

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図6 ポータブルHDDは、内蔵用HDDを外付けケースに入れたもの。内蔵用HDDの中には記憶媒体の磁気ディスクやそのコントローラーなどが入っている

図6 ポータブルHDDは、内蔵用HDDを外付けケースに入れたもの。内蔵用HDDの中には記憶媒体の磁気ディスクやそのコントローラーなどが入っている

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