Monday, May 20, 2024

大きな写真や動画はスティックSSD保存でサクッと開く、処理速度向上にも期待 - ITpro

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全512文字

 大容量の写真や動画を頻繁に扱うなら、スティックSSDを積極的に使おう。例えば高解像度の写真を開く場合、スティックSSDに保存してあれば、USBメモリーやポータブルHDDよりも圧倒的に速い(図1)。また、エクスプローラーでサムネイル画像が表示されるまでの時間も短い(図2)。外付けストレージからファイルを選ぶ、直接開くといった処理を大幅に時短できるのでストレスが減る。

図1 デジタルカメラで撮影した高解像度写真を「Adobe Photoshop 2024」(アドビ)で開くのに要した時間を比較した。スティックSSDは、USBメモリーやポータブルHDDの半分以下だった

図1 デジタルカメラで撮影した高解像度写真を「Adobe Photoshop 2024」(アドビ)で開くのに要した時間を比較した。スティックSSDは、USBメモリーやポータブルHDDの半分以下だった

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エクスプローラーのサムネイル表示も高速

エクスプローラーのサムネイル表示も高速

図2 エクスプローラーで高解像度写真150枚のサムネイルが表示されるまでの時間を比較した。スティックSSDは、USBメモリーやポータブルHDDよりも高速だ

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 画像編集アプリの多くは、メモリーが不足するとHDDやSSDを仮想記憶として使う。HDD搭載パソコンの場合、仮想記憶を使い始めると処理速度が大幅に落ちてしまう。そんなときは、スティックSSDに仮想記憶を割り当てることで速度向上を図れる(図3)。Photoshopのノイズ削除など一部の機能では処理時間を大幅に短縮できる(図4)。

図3 Photoshopなどの写真編集アプリはメモリーが足りなくなると、作業用データをストレージに記録して頻繁に読み書きする。これを「仮想記憶」と呼ぶ(Windowsのそれとは別物)。HDD搭載パソコンの場合、仮想記憶をスティックSSDに割り当てて高速化を図れる。既定のCドライブを2番目とし、スティックSSD(図ではZドライブ)を1番目にする

図3 Photoshopなどの写真編集アプリはメモリーが足りなくなると、作業用データをストレージに記録して頻繁に読み書きする。これを「仮想記憶」と呼ぶ(Windowsのそれとは別物)。HDD搭載パソコンの場合、仮想記憶をスティックSSDに割り当てて高速化を図れる。既定のCドライブを2番目とし、スティックSSD(図ではZドライブ)を1番目にする

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HDD搭載機の画像処理が大幅に高速化

HDD搭載機の画像処理が大幅に高速化

図4 Adobe Photoshop 2024の「ニューラルフィルター」にある「JPEGのノイズを削除」で作業時間を比較した。HDD搭載パソコンでそのままだと30分以上かかったが、仮想記憶をスティックSSDに割り当てたら7分で完了した

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