愛媛県西条市のJA周桑(山内謙治組合長)が、生産者から預かって保管していたキウイの温度管理ミスで出荷時期の調整に失敗し、約7440万円の損失を出していたことが29日までに分かった。
JA周桑によると、例年は約80戸のキウイ農家が年末ごろまでに収穫した果実を低温貯蔵庫で保管し、熟度を調整して春ごろまでに順次出荷している。しかし昨年末から年明けにかけて貯蔵庫が低温に保たれないミスがあり、1〜2月に果実が一斉に熟してしまった。加工用などとして約1500万円を売り上げたが、通常通り販売できた場合に農家に支払うべき金額約9千万円との差額が生じた。
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共同通信
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