Thursday, April 28, 2022

福島第一原発 処理水保管用タンクの満杯は来年夏から秋ごろに|NHK 福島県のニュース - nhk.or.jp

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福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む処理水について東京電力は、敷地内の保管用タンクが満杯になる時期を当初のことし秋から来年夏から秋ごろに見直しました。

福島第一原発では、溶け落ちた核燃料の冷却や雨水や地下水が原子炉建屋などの地下に流れ込んで発生する汚染水が一日およそ130トンのペースで発生しています。

この汚染水から放射性物質の大半を取り除いたあとに残るトリチウムなどを含む処理水を原発の敷地内に設けた1000基余りのタンクで保管していますが、今月21日時点で、保管できる容量の95%にあたるおよそ129万トンに達しています。

東京電力はこれまで、タンクが満杯になる時期をことし秋以降としていましたが、来年夏から秋ごろまでに見直しました。

その根拠として、敷地内の地面をアスファルトで舗装したほか、建屋の屋根の補修などの対策で雨水の建屋への流入を抑えたことで、汚染水が減ったことを挙げています。

一方で、処理水の海洋放出について、東京電力は、政府の方針に従って基準を下回る濃度に薄めた上で来年春ごろに海に流す計画に変更はないとしています。

東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの小野明代表は「地元や関係者の理解を得られるよう説明を続け、政府方針どおり来年春に放出できるよう準備を進めたい」と話しています。

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