Monday, April 11, 2022

茨城・日立市、内陸に輸入車保管場 初の単独整備 港に企業用地確保へ - 茨城新聞クロスアイ

superselebbanget.blogspot.com
茨城県日立市は、茨城港日立港区からの輸入自動車を一時保管する「第9モータープール」を、港から約4キロ内陸の同市大和田町に整備した。常磐自動車道日立南太田インターチェンジ(IC)に近く、4月から供用を開始。市は将来的に、臨海部に集中するモータープールを再編し、港湾周辺に企業誘致の用地を生み出したい考え。

第9プールの敷地は約4・5ヘクタールで収容台数は約900台。同港区で荷揚げされた整備前の独メルセデス・ベンツ車などを一時保管する。近接地にはベンツ車の新車整備センターがあり、市内9カ所の収容能力は、計約1万900台となる。

2019年に供用開始した第8モータープール(約3500台収容)を含め、これまでは県と市が共同整備することも多かったが、今回は用地買収から工事まで市が単独で担った。18年に事業着手し、整備費は約10億円。

日立港区は液化天然ガス(LNG)の輸入や完成自動車の輸出入拠点で、20年の取扱貨物量はLNGと完成自動車がそれぞれ36%を占める。特に自動車はベンツの輸入や日産自動車の北米向け輸出拠点になっている。

一方、同港区の港湾関連用地には現在、企業立地の用地がほぼなく、民間のニーズに応えるのが難しい状況だ。このため市は、港湾周辺の工業地域などにあるモータープールを再編し、企業立地用地への転換を目指す。第9プールは〝代替地〟の候補として整備された。

市産業立地推進課は「モータープールの収容能力は1万台を維持しつつ、企業誘致に向けた取り組みも積極的に進めていきたい」としている。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 茨城・日立市、内陸に輸入車保管場 初の単独整備 港に企業用地確保へ - 茨城新聞クロスアイ )
https://ift.tt/2MqnTUc
Share:

0 Comments:

Post a Comment