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ノートパソコンの内蔵ストレージはここ数年でSSDが浸透し、低価格ノートでもHDD搭載モデルを探す方が大変なほど。パソコンの体感速度はHDDよりもSSDの方が格段に高いため、それ自体は歓迎すべきことだ。しかし、低価格からミドルクラスのノートパソコンが採用するSSDは、128GBや256GBが多い。大きくても512GBなため、HDDが主流だったころよりも容量不足の問題が起こりやすい。
しかも、パソコンで扱うデータ量が減ったわけではない。テレワークの普及などによって記録や資料が電子化し、むしろデータ量は増えていると言ってもよいだろう(図1)。油断していると、すぐに内蔵ストレージの容量がいっぱいになってしまう。そこで外付けストレージの出番だ。
1TBのSSDも現実的に
外付けストレージには、ハードディスク(HDD)とSSDがある(図2)。容量と価格のバランスを考えるとHDDの方が優れているが、読み書き速度はSSDの方が有利。ただ、HDDは良くも悪くも安定しており変化が少ないのに対し、SSDはここ数年で低価格化や高性能化などが進んでいる。
図3はバッファローのポータブルHDD「HD-PGF-A」シリーズと、ポータブルSSD「SSD-PGU3C」シリーズの各容量の実勢価格だ。HDDのHD-PGF-Aは最大5TBと大容量のモデルがあり、価格も2万円以下で買いやすい。一方、SSDのSSD-PGU3Cは最大2TBで3万円を超えている。
同じ価格で比較すると、HD-PGF-Aの5TBと、SSD-PGU3Cの1TBが約1万8000円。ただ、HDDと比べると容量が小さいとはいえ、1TBは用途によっては十分な容量と言える。
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