Monday, April 4, 2022

容量かスピードか?外付けストレージ選びのチェックポイント - ITpro

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 ノートパソコンの内蔵ストレージはここ数年でSSDが浸透し、低価格ノートでもHDD搭載モデルを探す方が大変なほど。パソコンの体感速度はHDDよりもSSDの方が格段に高いため、それ自体は歓迎すべきことだ。しかし、低価格からミドルクラスのノートパソコンが採用するSSDは、128GBや256GBが多い。大きくても512GBなため、HDDが主流だったころよりも容量不足の問題が起こりやすい。

 しかも、パソコンで扱うデータ量が減ったわけではない。テレワークの普及などによって記録や資料が電子化し、むしろデータ量は増えていると言ってもよいだろう(図1)。油断していると、すぐに内蔵ストレージの容量がいっぱいになってしまう。そこで外付けストレージの出番だ。

●今、外付けドライブが必要な理由

●今、外付けドライブが必要な理由

図1 パソコンに搭載されるSSDの容量は増加傾向にあるが、10万円前後のモデルでは128G~512GBということも多い。一方、テレワークの普及でデータをパソコンに保存する機会は増えている。容量が足りなくなってきたら外付けストレージの出番だ

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1TBのSSDも現実的に

 外付けストレージには、ハードディスク(HDD)とSSDがある(図2)。容量と価格のバランスを考えるとHDDの方が優れているが、読み書き速度はSSDの方が有利。ただ、HDDは良くも悪くも安定しており変化が少ないのに対し、SSDはここ数年で低価格化や高性能化などが進んでいる。

●候補になるのはHDDとSSD

●候補になるのはHDDとSSD

図2 外付けストレージはハードディスク(HDD)が一般的だが、SSDも低価格化が進んでおり、手ごろな価格で購入できるようになっている。SSDの速さはやはり魅力だ

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 図3はバッファローのポータブルHDD「HD-PGF-A」シリーズと、ポータブルSSD「SSD-PGU3C」シリーズの各容量の実勢価格だ。HDDのHD-PGF-Aは最大5TBと大容量のモデルがあり、価格も2万円以下で買いやすい。一方、SSDのSSD-PGU3Cは最大2TBで3万円を超えている。

●1万円台半ばがコストパフォーマンスに優れる

●1万円台半ばがコストパフォーマンスに優れる

図3 HDDは1万円台で5TBのポータブルモデルが購入可能。SSDも1TBモデルが選べる。数TBもの容量は必要ないということであれば1TBのSSDも選択肢だ

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 同じ価格で比較すると、HD-PGF-Aの5TBと、SSD-PGU3Cの1TBが約1万8000円。ただ、HDDと比べると容量が小さいとはいえ、1TBは用途によっては十分な容量と言える。

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