北海道銀行は、本店のロビーの壁面に展示され“隠れたアート”としても市民に親しまれてきた幅41メートルの巨大なレリーフを、ビルの建て替えに伴い分割して保管することを決めました。一時は保存を危ぶむ声もありましたが、銀行では引き続きレリーフを展示できる場所を探すとしています。
札幌市中央区にある北海道銀行本店のロビーの壁面に展示されているレリーフ「大地」は、60年前の1964年に本店が新築された際に設置されました。
北海道にゆかりがあり、日本を代表する彫刻家3人が「北海道の産業」をテーマに共同で制作したもので、幅41メートル、高さ3.3メートルの巨大なレリーフには、農業や漁業、工業など道内の産業発展に対する思いが表現されています。
銀行の利用者だけでなく、建物のガラス越しに歩道からも見えることから、“隠れたアート”としても市民に親しまれてきました。
道銀の現在の本店は4月19日を最終営業日として建て替えのため取り壊されることになり、道銀はこのレリーフを美術館などで展示できないか検討していました。
しかし、その巨大さから受け入れ先が見つからず、費用もかかることから保存を危ぶむ声もありましたが、道銀は札幌市内にある銀行の施設でレリーフを分割して保管することを決めました。
道銀は市民が鑑賞できるようレリーフを展示できる場所を引き続き探すとしています。
からの記事と詳細 ( 北海道銀行本店 ”隠れたアート”巨大レリーフ 分割保管へ|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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