Wednesday, March 6, 2024

次のシーズンも安心!タイヤの保管方法を徹底解説~Weeklyメンテナンス~ - レスポンス

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今年は暖冬傾向だったので早めにスタッドレス→サマータイヤに履き替えたユーザーも多いだろう。そこで次のシーズンまでのスタッドレスタイヤの保管方法を工夫してタイヤの長持ち化を目指そう。

◆冬タイヤを履き替えて保管する

スタッドレスタイヤとサマータイヤをシーズンごとに履き替えて使っているユーザーも多いだろう。特に降雪地域に住んでいるユーザーは春と秋の二度のタイヤ交換が年中行事になっていることだろう。そのため当然なのだが夏の間、スタッドレスタイヤは保管しておいて次のシーズンの出番を待っている状態になる。そこでポイントなのがタイヤの保管方法だ。保管の仕方次第でタイヤの寿命が左右されるとなれば、なるべく長持ちさせることができる保管を心がけるだろう。そんなタイヤ保管のヒントをお伝えして行くこととした。

タイヤはゴムの塊のように見えているのだが、柔軟性などの性能を維持するための、さまざまな成分を混じり合わせることで成り立っている高度な複合素材によるパーツなのだ。グリップ性能やドライビング性能はもちろんスタッドレスタイヤであればアイス性能、さらにはウェットグリップやエコ性能などは最新のタイヤ設計によって実現されているのだ。しかし保管方法次第ではそれらの性能を1シーズンで大きく劣化させてしまうこともある。せっかくお小遣いをはたいてスタッドレスタイヤを買ったのだから、その性能をフルに使い切りたいのが人情だろう。そこでポイントになる保管方法を順に見て行くこととしよう。

◆横にして積み重ねるのは要注意

クルマから取り外した4本のタイヤ(ホイールに組んだ状態)を前にしたとき、多くのユーザならどうするだろう? 少しでも省スペースに保管したいと思ったとき、タイヤを横にして積み重ねるのがごくごくベーシックな発想だろう。これならタイヤ1本分のスペース×4本分の高さで収まってしまうのが魅力だ。

しかしこの保管方法は要注意だ。タイヤには先ほども紹介した通り、さまざまな成分が混じり合って成り立っている。そのひとつが油分だ。タイヤの柔軟性などを維持している油分はタイヤの性能を引き出す上では非常に重要な混合物だ。しかしタイヤを横にして積み重ねてしまうと下になったタイヤには上に積み重ねたタイヤの重みが加わって、内部の油分が絞り出されてしまうことになるのだ。そうなるとタイヤの柔軟性が失われ性能が劣化してしまい、結果的に本来の寿命をまっとうすること無く交換時期を迎えることになる。

◆専用の保管ラック

ではどんな保管方法であればタイヤに優しいのか? そのひとつが専用のラックを使った保管だ。カー用品店などに行けばタイヤの保管用のラックが販売されている。保管用ラックのひとつが4本のタイヤを横に重ねて保管できるもの。ただし各タイヤは積み重ねず、各タイヤ&ホイールを個別にホールドできる構造(ホイール中央にシャフトを貫通させるなどの構造を採用している)で、下のタイヤに上のタイヤの重みが加わらない構造になっているのがポイントだ。これなら保管中のタイヤにストレスが加わることも無いので保管中にタイヤを劣化させてしまうことも無い。

さらにタイヤ単体で保管するのであれば縦積みと呼ばれるタイヤを立てて保管できるラックもある。しかしタイヤ&ホイールセットの状態で縦積みで保管するとタイヤの最下部にタイヤ&ホイールの重量が集中するので、長期間保管するとトレッドの一点が変形してしまう可能性がある。縦積みする場合にはタイヤ単体で保管するケースに限定して用いた方が良いだろう。

◆紫外線やホコリからの保護

タイヤ保管のもうひとつのポイントが紫外線やホコリからの保護だ。先に紹介した横積みのラックと合わせて使えるタイヤカバー(4本をすっぽりと覆う形状)も用意されているので、保管時にはカバーすると良いだろう。紫外線による劣化をある程度防げること、さらにはホコリや雨などによるタイヤの劣化も最小限に抑えることができるのもメリットだ。実際にカバーしておくと、次のシーズンにカバーを外してタイヤを見たときゴムの状態がみずみずしいのがわかるほど違いが出るのが実感できるだろう。

またタイヤ保管時の事前準備も忘れずに。ひとつはタイヤに付いている汚れはきれいに洗浄した上で保管することは必須。特にスタッドレスタイヤの場合は雪道を走った後の融雪剤などが付着しているとゴムの劣化を進めてしまうこともあるので汚れたままの長期保管は避けよう。さらに空気圧の調整も忘れずに。タイヤを保管する場合には車体に装着した際の指定空気圧では無く、若干下げ気味にしておく。一般的にはタイヤの保管時は指定空気圧の半分程度が目安とされる。乗用車であれば1.0kgf/cm2(100kPa)程度まで下げておけば良いだろう。保管時の空気圧を下げることでタイヤへの負担を和らげることができるのだ。

ちょっとした保管方法の工夫だけで、タイヤの寿命を縮めるネガティブな要素は排除することができる。せっかくのタイヤを長く使い続けるために保管方法に工夫することを心がけよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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